【メディア掲載】在日米軍基地における新型コロナ感染拡大に関する取材(毎日新聞)
毎日新聞から在日米軍基地における新型コロナウイルス感染症の感染拡大について取材を受けました。
❝ まずは米側とのコミュニケーションの在り方を改善し、基地内の透明性を高めなくてはいけない。各地の防衛省の防衛局が基地内や上位司令部に連絡官を配置し、適宜情報を共有・収集しながら意思疎通を図る仕組みも整える必要がある。これらの環境整備のために今こそ、他国と同様に政治のリーダーシップを発揮すべきだ。
日米同盟は果たすべき役割が米国は日本防衛の義務なのに対し、日本は基地提供の義務と片務的な関係になっている。米国に守ってもらっているため、日本政府が米軍に対して強く言えないという側面があり、米軍の特権である地位協定を見直せば日米関係に悪影響を与えかねないとの懸念が根底にある。
1960年の締結以降、一度も改正されていない日米地位協定は、日米安全保障条約と不可分の関係にあるため、その根本的な改定は日本の戦後の安全保障体制を根底から見直すことにつながる。そのため米国との交渉は、日本がどのような同盟上の役割を果たすのか、外交力や防衛力をいかに向上させるかという長期的な構想を示し、その中に地位協定改定を位置づけながら粘り強く進める必要がある ❞(一部抜粋。全文はこちらからご覧ください)
在日米軍が一時期、新型コロナウイルスの検査を免除されていた問題。地元に米軍基地を抱える立憲民主党の太栄志衆院議員は、背景に「日米関係の構造的な問題がある」と言います。 https://t.co/1x0PIeReDd
— 毎日新聞 政治プレミア (@seijipremier) February 15, 2022