太ひでしが、「グローバルに考え、地域密着で行動する」
(Think globally, act locally)中で見えてくることを発信しています。

Vol.84: 年頭所感 日本政治と世界情勢の再生を目指して

 新年明けましておめでとうございます。皆様に於かれましては健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年秋の総選挙で、再び神奈川13区の議席をお預かりすることになりました。皆様のご期待に応えるべく、地元と国会で全力を尽くす決意です。そして今年も変わらず毎日街頭に立ち、毎月タウンミーティングを開催して、地域の声を国に届ける草の根活動を重ねていきます。

 2025年、巳年の今年、私は48歳の年男となります。蛇が皮を脱ぎ捨てて生まれ変わるように、混迷を深める日本政治と世界情勢を大きく転換し、再生する年になるよう全身全霊を掛けて働く所存です。

 今年の通常国会は1月下旬に召集されます。この春にかけて食料品の4000品目以上の更なる値上げが予想される中、まずは物価高の克服と賃金・所得の底上げが急務です。来年度予算に集中的な家計・事業者支援を確実に盛り込み、日本経済再建に全力を尽くします。

 今年は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、5年に一度の年金制度改革の年となります。老後の安心を支え、若者に過度な負担を掛けない制度構築に政治が一丸となって取り組まなければなりません。そして子育て支援拡充や保育士の処遇改善を進めると同時に、危険通学路ゼロを目指して「子どもの未来保障」を着実に推進してまいります。

 年越しとなってしまった政治資金規正法改正では、今年こそ政治改革の本丸である企業団体献金を廃止しなければなりません。そしてお金の力で動かされる利権や金権の政治ではなく、国民の声で動くまっとうな政治をつくるべく挑戦してまいります。

 外交・安全保障では「緊迫の一年」となります。昨年末、トランプ氏再選直後のワシントンに赴き、米政府関係者や連邦議会議員らと会談を重ね、第2次トランプ政権下での日米関係のあり方を協議してきました。日本への期待がかつてなく高まる中、世界の平和と日本の国益を守るため、より能動的かつ主体的に外交と国際社会への働き掛けを展開しなければなりません。国会審議や議員外交を積極的に進める覚悟です。

 本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

2025年1
衆議院議員 太 栄志 拝