太ひでしが、「グローバルに考え、地域密着で行動する」
(Think globally, act locally)中で見えてくることを発信しています。

Vol.2:政治家として私が成し遂げたいこと

 初陣となる衆議院選挙から4か月。この間、地域を歩き、タウンミーティングを開催して地元の皆さんの声を聞いてきました。

 その中で、「国会議員になって何をやりたいのか?」との質問を多く受けました。政治家として私が成し遂げたいことは二つあります。

「平和な日本」を次の世代に

 まず第一は、次の世代に平和で繁栄した日本を引き継ぐことです。

 私は国際政治をリードできる政治家を目指して、国政を志しました。国会議員のスタッフとして外交・安全保障問題に取り組み、その後、国際政治の本場である米国で5年間、研究員として武者修行をしてきました。神奈川13区から国政への挑戦をスタートしたのは、米軍の基地を二つ(厚木基地とキャンプ座間)抱える地域だからです。

 日本の平和とアジアの国際秩序の安定を確保するために、米国との安全保障体制を持続可能な関係へと再構築し、台頭する中国や新興国との「共生」の枠組みをつくらなければなりません。地元の皆さんの声に寄り添いながら、「平時の基地負担やコストを『過度』に日本が担い、有事の国防を『過度』に米国に依存する」、現在の同盟の基本構造を健全なかたちへと政治の力で改めていきます。

将来に安心を抱ける社会へ

 もう一つは、誰もが将来に安心を抱ける社会をつくることです。

 地域を歩いている中で、子育てに奮闘中のお母さんや、将来不安を抱えながら非正規雇用で働く私と同世代の人たち、親の介護で離職せざるを得なくなった現役世代の方、そして老後の心配が尽きないシニア世代の方たちから、切実な訴えや悲痛な叫びが私のもとに多く届いています。将来への安心に直結する社会保障制度の改革が喫緊の課題です。

 私は中学まで鹿児島の離島で過ごしました。だからこそ、日本中どこにいても、どんな境遇であっても、誰もが平等に自己実現できる社会。特に社会的に弱い立場や苦しい環境にある人たちに光を当て、手を差し伸べる政治を実践して参ります。

2018年3月
太 栄志 拝