太ひでしが、「グローバルに考え、地域密着で行動する」
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Vol.105: 国家運営を担い得る党をつくる 野党再編を受けて

 私が政治を志した学生時代の1990年代後半。冷戦が終わり、世界では新しい政治指導者が次々と誕生し、新しいミレニアムへ向けた高揚感に包まれていました。そんな中、バブル崩壊後の「失われた10年」で取り残されていたのが日本。永田町では派閥の利権争いや金銭スキャンダルが後を絶たず、国のトップは国民が関与しない密室で決まるというおよそ民主主義の国とは思えない惨状でした。

 だからこそ私は、日本でも政権交代が健全に行われ得る民主政治の実現を目指してきました。日本の政治で競争原理が当たり前に機能し、与野党が政権掌握を目指して国家ビジョンと政策を切磋琢磨することこそが、日本の衰退を食い止めることに繋がります。自民党に代わって「日本の国家運営を担い得る政党をつくる」ことが私の政治家としての使命の一つです。

 しかし、学生時代に思い描いた政治像はまだ実現できていません。野党の対立や分裂が続き、その目標はより遠ざかっているようにも思われます。この9月、与野党の枠を超えて展開された中道改革連合による政界再編の試みを結実させることができませんでした。今回の中道改革連合の結成自体は「自民党に代わり得る勢力の結集のスタート」として間違っていなかったと今でも信じています。

これまで野党のアキレス腱とされた外交安全保障政策で、野党第一党が政権を担うことを意識して現実路線を明確に打ち出したことは日本政治の大きな転換点となりました。しかし選挙直前のタイミングでの新党結成は選挙目当てとのそしりを免れられず、総選挙での大敗を受け、中道勢力の結集は半年余りで挫折してしまいました。

 これからも私の「日本の国家運営を担い得る政党をつくる」との長年の政治理念はまったく揺るぎません。ライフワークである外交と国防政策で、自民党でなくても日本の国益と平和を守り抜き、米国や中国、ロシアなどと対等に渡り合える政党をここで腰を据えてつくる覚悟です。

日本の政治は正念場が続きますが、国の再建へ向けての政治の立て直しはここからが再スタートです。これまでと変わらず地元の皆さんと共に草の根活動を徹底して、市民の力を結集して政治改革の大きなうねりを神奈川13区から巻き起こしてまいります。すべては「世界に誇れる日本」をつくるための挑戦です。今後とも皆さまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2026年9月
太 栄志 拝