Japan2100「やまと未来ラボ」研究会開催報告:第9回

「子育て×教育×若者」タウンミーティングを開催!


第9回は「子育て×教育×若者」タウンミーティングとして、「子どもと親にやさしく温かい国をめざして」をテーマに学生インターン生の企画・運営で開催しました。特別講師は新進気鋭の教育学者で実践家の末冨芳日本大学教授、ゲストには同期で高校校長の経験があり教育の現場を知る荒井優衆議院議員をお迎えしました。
お二人のお話が抜群に面白くて説得力があり、大きな学びと気づきがありました。
末冨先生は、こどもの貧困対策や子どもの権利について国際的な比較の中から日本の課題と対策をお話しいただき、荒井議員は一人ひとりの子どもたちに向き合ってきた経験から、教育のもつ可能性と学校教育や日本の教育のあり方を熱く語っていただきました。
何よりも今、我が国の子どもたちのために何が必要かを明確に説明して頂き、私も日本の子どもたちの未来のために全力を尽くす想いを新たにしました。
今回もインターン生が準備から運営まで担ってくれて、高校生始め若い世代のみなさんにも多くご参加いただき質疑応答も盛り上がりました。
■参加者の感想 
末冨先生のお話の感想
現状と未来の子育て政策のお話まで幅広い話題のテーマで面白かった。
子育て世帯に対し所得制限をかけるような子どもに寄り添う気のない小手先だけの子ども政策では、少子化が改善されることはないと分かった。
子どもに経済的事情で大学進学を諦めさせるようなこともしてはならない。  
荒井議員のお話の感想
子どもたちのモチベーションによって進学先等の未来が大きく変わることが印象に残った。
学校や先生たちが一人ひとり異なる家庭環境や特性等をきちんと把握し、適切に寄り添っていけるようにしていくべきだ。
 
■インターン生から
興味を持っていた教育や子育てに関するイベントということもあって楽しく準備をさせていただくことが出来ました。大人の方や太代議士が2人のゲストの方から積極的に質問をして学ぼうとする姿勢に感銘を受けました。私も学び続けることの出来る大人になりたいと思いました。

Japan2100「やまと未来ラボ」とは

Japan2100「やまと未来ラボ」は、2100年の日本を見据え大局観をもって国づくり・政策提言を行っていくプロジェクト。
各界で活躍されている方々にお越しいただき議論を深める研究会を定期開催しています。