Japan2100「やまと未来ラボ」研究会開催報告:第4回

「里山から考えるこれからの日本」

第4回研究会を海老名市文化会館で開催。
私も会員になっている「海老名里山づくり山仕事の会」の代表、伊藤健三先生に「里山から考えるこれからの日本-緑との共生を目指して」をテーマにご講演いただきました。

伊藤先生の思想の原点から、これまでの活動、そしてこれからの日本のあり方について、レイチェル・カーソンやC.W.ニコルソン、養老孟司さんらをひも解きながらお話しいただきました。
「物の豊かさから心の豊かさへ」と社会を転換するには、自然とのふれあいから学ぶことが大事で、出来るだけ感性が豊かな子ども時代にこそ、その機会を増やすべきと明確に訴えられました。

今のコロナ禍については、人間もウイルスも自然の一部であり、対立ではなく、共存してきたのがこれまでの人類の歴史と教えていただきました。

伊藤先生のお話に私だけでなくみなさん引込まれて質疑応答も盛り上がり、終了後も先生への質問が絶えませんでした。

Japan2100「やまと未来ラボ」とは

Japan2100「やまと未来ラボ」は、2100年の日本を見据え大局観をもって国づくり・政策提言を行っていくプロジェクト。
各界で活躍されている方々にお越しいただき議論を深める研究会を定期開催しています。