草の根タウンミーティング開催報告:第70回
- コロナ禍 緊急企画「子ども×未来 タウンミーティング」
映画「子どもたちをよろしく」上映会とトークセッション
「やまと未来ラボ」及び立憲民主党つながる本部との共同開催 - ゲスト:
寺脇 研 氏(映画プロデューサー/元文科省審議官)
前川 喜平 氏(元文科省事務次官)
隅田 靖 氏(映画監督) - 日時:4月11日(日)16:30~19:00
- 会場:高座の庄「清風」
「子ども×未来タウンミーティング」としてコロナ感染防止対策を徹底して開催。
冒頭、太から、コロナ禍で社会生活が一変する中、子どもたちに深刻なし寄せが及んでおり、子どもの問題は急務のため今回の開催に至った経緯を説明。そして家庭も学校の先生方も疲弊している中、これ以上国民の努力や自助では限界で、とにかくまずは国が子育てや教育への予算を少なくとも倍増すること、そして地域での子どもを見守り育てていく取組を後押ししていく必要性をお話しました。
ミスター文科省と言われ、ゆとり教育を推進された寺脇さんからは「自ら学び、自ら考える」教育のあり方をお話しいただきました。
「すべての子どもたちを守るのがすべての大人の責任」との強い使命感を持って子どもに向き合い、具体的に活動されている寺脇さんの姿とお話に圧倒されました。
前川さんからは、まさに今困っている子どもに手を差し伸べることに政治が力を尽くすべきで、子ども政策の立て直しには政治の転換が必要と熱くお話いただきました。
隅田さんからは、とても重たいテーマを扱った映画にもかかわらず、ウィットに富んだ撮影の裏話やタイトルの由来も聞かせて頂き、トークセッションも盛り上げていただきました。
親がギャンブル依存症で、いじめが原因で自殺に追い込まれてしまう中学生が主人公。
逃げ場もなく、絶望しかない現実が描かれていますが、子どものまっすぐな最後の言葉に希望を見出すことが出来ました。
映画を観た人だけでなく、すべての人に「子どもたちをよろしく」と強く訴えるこの映画。
ぜひ多くの方に観ていただきたい作品です。
草の根タウンミーティングとは
草の根タウンミーティングは、太ひでしが地域のみなさまの元へと出かけていき、各地区で開催する対話型の集会です。
国の政治や日本の将来から地域の課題まで、ざっくばらんに語り合い、お話を聴かせていただきます。