太ひでしが、「グローバルに考え、地域密着で行動する」
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Vol.6:政治家の自己保身を許さない! ~国会議員の数を「減らす」改革を断行する

 政権と中央省庁の相次ぐ不祥事に続き、我が国の政治の土台を大きく揺るがしかねない参議院の選挙制度改革法が成立しました。国会での議論も国民的な理解も十分にない中、人口が減少していく時代の流れやこれまでの政治改革の流れに逆行して、国会議員の数を「増やす」ことになりました。国民の皆さんの政治に対する怒りと不満は極限に達しており、議員の数を「減らす」改革の実現が急務です。

政治家の自己保身、党利党略のための選挙制度「改悪」

 2012年に行われた党首討論で、当時の野田佳彦総理と安倍晋三自民党総裁との間で、消費税増税の代わりに国会議員の数を「減らす」ことで合意が得られたことを受けて、衆議院選挙となり、政権交代が行われました。しかしこの6年間、議員を「減らす」というこの公約はほとんど実現していませんが、来年10月には消費税増税により国民の皆さんに更なる負担をお願いすることになっています。
 そして今回、合区によってあぶれる現職の自民党参院議員の救済の目的で議員定数を「増やす」という、政治家の自己保身のためだけの選挙制度「改悪」が行われてしまいました。

真の政治改革を実現する

 政治不信を払しょくするためにも、抜本的な選挙制度改革が喫緊の課題です。まず参議院の在り方を徹底的に議論し、スリム化していかなければなりません。同時に、衆議院の比例代表制方式をなくして100人規模の議員定数削減を目指すべきです。ただその際には、政治主導による政策決定、国家運営の大原則を維持するためにも、一人ひとりの議員の立法能力を強化する必要があります。
 私も引き続き神奈川13区から、現政府与党に代わって政治改革を断行できる政治勢力の確立にまい進してまいります。

2018年7月吉日
太 栄志 拝